カジノ業界の注目トップニュース
オンラインゲーム業界やiGaming業界で今、何が起こっているのかをきちんと把握しているだろうか?ビジネスを進めていく前に広範な調査を行うことは大変重要であり、業界内で注目されているのは何かを常に理解しておくべきだ。当サイトでは、毎日情報をサーチするのが面倒くさいという方の代わりに、世界各地のカジノ業界に関する最新ニュースをもれなく調べ、より重要な情報を独占的にお届けしている。では早速、見ていこう!
NetGaming社によるICE 2022は無事成功
NetGaming社は、ICE London 2022にて盛大なイベント&ショーを行い、同社がノンファンジブルトークン(NFT)の分野でデビューを果たしたことを正式に公表。多くのB2Bプロフェッショナルにとって、ICEは世界に向けてアピールできる業界きっての一大イベントであり、同社が懸命な努力をした結果、今年度のイベントでのポジションを無事得ることができた。今年度は例年と比べて参加者が少なかったものの、ICEがiGamingの最高峰イベントであることに変わりないだろう。
長崎と大阪、カジノを含む統合型リゾート施設の誘致を申請
長崎の誘致について
長崎県と民間パートナー企業であるCASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL(カジノ・オーストリア)は、長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」にカジノを含む統合型リゾート(以下、「IR」と呼ぶ)を建設することを検討しており、建設費などの開発費として4,383億円(34億ドル)の資金が必要とされている。
同事業の出資分1,753億円(13.6億ドル)の資金源や、米不動産投資会社CBRE Group Inc.が資金調達に関与する可能性など、いくつか不透明な部分もあったが、県議会は計画を承認して申請書を提出することを議決した。
IRは2027年秋には一般公開される予定。2031年度には673万人が訪れ、2,716億円の収益と3,230億円の経済効果が期待されているそうだ。
大阪の誘致について
大阪府は、3月下旬に大阪市議会で最終承認された後、IR整備法の枠内でIR誘致の申請を行うことを表明した最初の都道府県となった。
大阪府と民間パートナー企業であるMGMリゾーツ・インターナショナルは、オリックスと共同関係を結び、1兆800億円(91億ドル)でIRを建設することを希望している。同共同事業体は、「夢洲」IRプロジェクトに100億ドルを投資する意向だという。
同共同事業体は、人工島である夢洲にIRを建設し、2029年秋に一般公開する予定だ。他にも、関西電力、パナソニック、近鉄グループホールディングス、NTT西日本が同事業のパートナーシップとして加わっており、大林組、竹中工務店、大成建設、大阪ガス、JR西日本、JTBが出資者を務めることになる。
ちなみに夢洲IRは、年間売上高5,200億円、観光客2,000万人、経済効果1兆1,400億円を見込んでいる。
大阪府は、IR誘致に関心を示していた他の企業、ギャラクシー・エンターテイメント、ウィン・リゾーツ、ゲンティン・シンガポールの3社が撤退したことを受け、民間パートナーとしてMGMリゾーツを選んだのだった。